楽しんでます?

音楽って何だろう?って最近良く考えることがる。音楽だけでなく映画や小説や落語やその他の身近な表現の世界。人間って自分が自分である、と言う自己同一性を何かの記憶を貯蓄し無ければ生きていけない動物なのかも知れない。たたが知れた人生なのに! それを言うと、ローンを組んで家を買ったり、車を買ったり、生命保険に入ったりと言うのも同じ事なのかもしれない。まっいいや自分は音楽でこれから先 成長しようっと、自己同一性を保つために。

タングブロッキング奏法にチャレンジ 2


きらきら星できたかな?今回はタングブロックの本題に進もうと思う。下の楽譜を見てくれ、単音とコード音が交互に並んでるのが分かるね。
タブでグレーの所はタングブロックしてコード音をoffの状態、全部表示されている所はコード音onの状態、これは舌を前後に動かして穴のブロックをon,offを交互にすることで演奏することになる。伴奏に合わせて練習してくれ。最初のうちはヨダレがダラダラ出ると思うので、人前では避けたほうがよい!(特に彼女の前では!禁)



Blues 100 by toshitaka

  舌が吊りそうになりましたか?これだけで取得できるわけはないので、あんまり力まないこと。それから、最初は難しかった単音での低音や高音もタングブロッキングを練習してるうちに自然と無理なく出せるようになるもんです。これは口の中の使い方や呼吸の方法などが自然と出来てくるからだと思う。このように相乗効果で他のテクニックも上がってくるもんです。じっくり気長に取り組んで行きましょう。

タングブロッキング奏法にチャレンジ


さ~っやって参りました。最初の関門「タングブロック」です!ハーモニカで彼女を落とすためには避けては通れないテクニックです。(ホントかよ?)
これは、単音とコードを素早く切り替えたり、メロディーに間に伴奏音を入れたりと、大活躍するテクニックなんだな。これが出来るようになると一気に演奏に厚みがだせるようになるらしい。
やり方は下の図を見てくれ!4番の「ド」を出そうとしたら2.3.4の音を出すつもりでガバってくわえて、2.3の穴を舌で塞いでしまう。吹けば「ド」がなるそのまま吸えば「レ」がなるね。「ド、レ、ド、レ…」ってやってみるか。


3番「シ」を出す時は1.2.3をくわえて1.2を舌で塞ぐってことになるよ。最初はなかなかうまく行かない。ポイントを上げとくと。


1.ハーモニカを深くくわえること。
(これによって舌が自然に穴に当たるので、無理に舌を突き出さなくても良くなる)

2.ブロックする穴の間に舌を当てるようにする。
(この感覚を身につけると移動するときも楽に塞ぐことができる)

3.諦めず練習する。ハハ

とにかく第2オクターブの「ドレミファソラシド、ドシラソファミレド」をタングブロック奏法での単音を出来るだけ綺麗に、そして少しずつスピードアップして練習してみる。ある程度出来るようになったら「きらきら星」あたりをチャレンジ!

2ホールでブルース?

先生     「だいぶ単音も綺麗位に出せるようになったな。今度はブルースの練習をしようか?」
ワシ     「待ってました!でも難しそうだな。」
先生     「最初は、ソ、ド、レ、しか使かわないから大丈夫だろ。ただリズムはシャッフルだ!伴奏を聴くと分かるだろ。タッタタッタタッタタッタ・・・のりずむじゃ!」
「コード奏法で練習してみなさい。」



ヒント 「タータトットッ、タータトットッ…」と発音してみて、この時「トッ」て発音すると舌の先が上の歯の裏側に軽く当るのが分かるかな、この時に空気の流れを止めて音が止まる感じを意識して音を出すのじゃ。これを「タンギング」て言うテクニックなんだ。
タンギングを意識して音を出すとキレのあるリズミカルな演奏ができるようになる。
ファイト!

先生     「それでは、伴奏に合わせて練習してみなさい。」
ワシ     「何か、簡単でつまらなそうだけど~」
先生     「フフフフっ、そのセリフ忘れるなよ、お主にできるかな?ホホホっ!」


ワシ     「いっ息が続きません。ハー」
先生     「きちんとタンキングが出来ておらんからじゃハハハハ。今日はずっとこれやってろ」
Blues 100 by toshitaka Blues 120 by toshitaka

先生     「ついでにこれも宿題じゃ!」


半音ベンドに挑戦!「オーラ・リー」

ワシ     「ラブ・ミー・テンダーの原曲としても有名な曲ですね~。エルビス~うぅっっっ!
先生    「うるさい!さてここでの問題は2番吸音の半音ベンドな、速いフレーズだと以外とごまかしも聞くけど、ゆったりした曲だとしっかり音をキープしないといけないからベンド的には難しい!
ワシ    「先生~、半音になっているかどうかよく分からないんですけど?」
先生    「チューナーを使え!2番吹音だから、G♭かF#な」
ワシ    「ハイ、解りました。難しいな!」
先生    「ベンドだけをいくら練習しても曲の中で自然に聞こえるようになるまでは、かなりの練習が必要になるもんだ。今できないからって諦めずに続けていれば知らないうちに出来るようになる!


Aura Lee by toshitaka

今度はこれだ!「Grand Fathers' Clock 」??

先生     「My grandfather's clock was too large for the shelf ・・・”で始まる殆どの人がしっている…
シ     「こっこれって前にやった「大きな古時計」じゃん!英語にしただけの手抜き~!?
先生     「グっツ・・・バッカモーン!今回は1オクターブ落してやるのだ!3番ベンドの”ラ”がいろんなパターンで出てくる。先ずは”5ミーラ”一つ穴を飛ばしてのいきなりベンド。直ぐ後に”シーーラーシ”同じ穴での吸音の連続ベンド。などスムーズに出来るにはかなり練習が必要だぞ~! 分かったか!
ワシ     「ハッハイ!…」
先生     「それから2番の吸音「ソ」これも練習が必要な音だ!安易に3番吹き音「ソ」で代用しないように練習にならないからな! 一度練習している曲なので意外とスムーズに行くかもよ!
ワシ     「ハイ!やってみます~」


大きな古時計

ハーモニカじゃないけどカチョいい!

「ラ」を使うぜ!「ダニー・ボーイ」

先生     「さて、問題は3番のドローベンドですな3番のベンドは半音、1音、1音半、と3パターンが可能だが、まずは確実に1音(ここではラの音)を確実に正確に出せるようにな。
        「この曲の3番ベンドは比較的長く使うので、ピッチをキープするように、最初はこれが難しいがな。この1音ベンドがしっかり出来れば、半音や1音半はそれを基準に比較的楽に出来るぞ、多分…
ワシ     「先生、伴奏の入り方がいまいち分からないのですが…」
先生     「カウントから入って1小節間奏が入ってるんじゃ譜面にはないがな」
「カウント、1.2.3.4.1.2.ウン.シ-ド-レ-ミ--…じゃ、分かったな!頑張れや!」

ポイント

最初のベンドの練習はとにかく2番「ファ」3番「ラ」を出せるように練習すること、この2つが出来れば第一オクターブでのスケールが出来るので、演奏する曲もグンッと増えるぞ!
Danny Boy 1 by toshitaka

第三オクターブで挑戦 「大きな古時計」

先生     「お~お~きな ノッポの…でお馴染みのこの曲、高い音を綺麗に出せるまで頑張ろう!」
ワシ     「先生、出だしが分かりません~」
先生     「あ~ア!出だしの譜面間違っちょルw。最初のソは四分音符な、カウントから入って 1.2.3.ソードーシドレーって入る。分かったかな?分かるまで頑張れや。」
ワシ     「そんな~!」
先生     「カウント取るのも練習じゃ!」



(譜面の方は1オクターブ下の表示になってます。)

大きな古時計 by toshitaka

高音地域に挑戦!「峠の我が家」


先生     「ブルースハーモニカの最初のハードルといえる所の第三オクターブに取り組んで行こう。最初は音がちゃんと出せないのでつい力みがちになるが、力めば力むほど音が出ないのだ。コツは何ていうか、欠伸をした状態での口で唇だけをしぼめるようなかんじかな?」
ワシ     「あ~ぁォ…、会議中に欠伸が出た時のアレですね!」
先生     「・・・・まっ解釈は人それぞれだが、とにかく綺麗な音で演奏できるまで練習!


(譜面の方は1オクターブ下の表示になってます。)

あ~聞いたことある「アルエット」

これも4.5.6番が中心に構成されているので、特に難しい所はないと思うが、今度は第一オクターブの「ソ」が出てくるので注意。


先生     「今まで練習してきたから、特に難易度は高くないじゃろ。」
ワシ     「低い音の”ソ”は2番吸音と3番吹音のどっちを使うのですか?」
先生     「お~いい所に気がついたねワトソン君!どっちを使っても自由じゃ。がっ!難易度が高いのは2番吸い音な、2番で練習せい!」




ワシ     「先生、伴奏ファイルは無いのですか?」
先生     「無い! そのうち作ったらアップしておく。」