ワシ 「座学や理論はにがてだな~」
先生 「うるさいだまれ!分からなかったら何時でもここに戻って確認しろ!」
ワシ 「はい!っで何ですか?話は?」
先生 「”全全半全全全半”これはメジャースケールの音階だな。もう一つ”全半全全半全全”ってのもあるこれはマイナースケールの音階なんじゃ。一般的にメジャースケールは明るい感じの曲、マイナースケールは暗いまた悲しい感じの曲でできていることが多い。
で、Cのハーモニカを例にとると、”ドレミファソラシド”は”全全半全全全半”だからド=CだからCメジャースケールだね、だけど”ラシドレミファソラ”はナント”全半全全半全全”の音階になる。するとこれは、ラ=AだからAm(マイナー)のKeyを奏でることが出来るわけじゃ!」
ワシ 「って事は?C調のブルースハーモニカで、CとAmの曲が演奏できるってことですか?」
先生 「そのとうり、理解が早いじゃないか、CメジャースケールとAmスケールは同じ音で出来ている、と言う事。この関係を「平行調」と呼んでいるものなのだ。」
ワシ 「平行調?」
先生 「そう、横にずらしただけだからそう呼んでるのじゃ!」
ワシ 「巧く出来ているのですね~ すると他の調のハーモニカも同じなのですか?」
先生 「いい所に気がついたな~お主は演奏の上達は遅いが、物分りは早いな」
ワシ 「・・・・(心のなかで)大きなお世話だ!」
基本12のKeyの平行調 |
ワシ 「へぇ~、便利なような複雑なような」
先生 「ブルースハーモニカでは、曲のキーと同じキーのハーモニカを使うことをファーストポジション、曲とちがったキーを使うことをクロスポジションって言うのじゃ!これがブルースハーモニカのマジックで魅力的なところなのじゃ!ガハハハ。今日はここまで」
ワシ 「分かったような分からないような、とにかく、ありがとうございました~」
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