楽しんでます?

音楽って何だろう?って最近良く考えることがる。音楽だけでなく映画や小説や落語やその他の身近な表現の世界。人間って自分が自分である、と言う自己同一性を何かの記憶を貯蓄し無ければ生きていけない動物なのかも知れない。たたが知れた人生なのに! それを言うと、ローンを組んで家を買ったり、車を買ったり、生命保険に入ったりと言うのも同じ事なのかもしれない。まっいいや自分は音楽でこれから先 成長しようっと、自己同一性を保つために。

話のついでに「Days Of Wine & Roses,The」

-独り言-
前回の話で出てきたのでついでに「酒とバラの日々」をやってみようと思う。今では立派なJAZZのスタンダードナンバーになっているんだな~、知らなかったわ。

んで、映画の方は1962年に公開されたやつで、ワシが最初に見たのはかれこれ20年くらい前だったような気がする。(記憶がしただかでない!)ジャック・レモンってピンクパンサーのイメージしかなかったから(他にも沢山出ているが)こんなシリアスな映画にも出てたんだな~って感心したのを覚えている。


感想(1件)
映画の内容は、仕事のストレスをアルコールでまぎわらす旦那と、少しずつアルコールの味を覚えていく嫁さん。そのままアルコール依存症に・・・ならずノ底に落ちていく家族の物語どえ~す。(超ブルー)

こういった映画が作られるにはその時の社会的な背景が必ずあるもんで 1962年のアメリカさんってキューバ危機を利用して冷戦構造を作り上げて、軍事産業を拡大し内需拡大に導いてホワイトカラーみな中流家庭路線をまっしぐらの時期。ベトナム戦争もこの時まっただ中で、戦争中は必ず戦争(争闘)を美化する映画も作られる。この時は「史上最大の作戦」大ヒット!


感想(3件)
そして、それを揶揄して警鐘する映画も作られる、スタンリー・キューブリックの
「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」(なんて長い題名なんだわぁ。)これは、1963年だと思う。


感想(0件)
そして、東側ではソ連のタルコフスキーの「僕の村は戦場だった」戦争を内側からとらえた映画(個人的に名作です!)

「酒とバラの日々」は?って言うと、競争社会に拍車がかかり、仕事や人間関係に疲れアルコールに走り依存症になった労働者もかなりいた用で、それが、70年代になってAC(アダルトチルドレン)という社会問題を生み出す事になった。

当時のアメリカ社会は借金で成り立っていた(今でもそうだが)、国もホワイトカラー族も、借金依存症をアルコールに比喩表現して警鐘しているようにも感じる。 現に今世界中が借金で悩んでる訳だし!

それともう一つは、当時のベトナム帰還兵たちの多くがアルコール依存症に悩まされて、社会適用能力が著しく劣り、社会問題に成りつつあった。などなど・・・

それらをひっくるめて揶揄した映画ってとこかな。


あ~で、ハーモニカのことだけど、(ヤット!)
曲のキーは多分Fで2ndでB♭一本でと思ったら、5番のオーバーブロー・ベンドが必要だっということに気がついたわ。
ワシはまだオーバーブローはちゃんと出来ない涙 いくらやっても錆び付いた自転車のブレーキ音にしか聞こえない。
曲の途中で突然炸裂音が出るのも忘年会のネタにはなるかもしれない。・・・・

そこで、Cでやってみたら何となく合っているような?Cだけでも可能だw。ってことはトゥエルブポジション?凄い!

Days Of Wine And Roses jazz

Days Of Wine And Roses rock

どっか間違ってるかも知れないが、まっ愛嬌ってことで

ま~、わしも酒を飲むので身につまされる話です。 12月はただでさえ飲む気会が多いので、この時期に見るには良い映画かもね。
ちなみに「アラビアのロレンス」もこの時で、マリリン・モンローが死んだのもこの年だわ!

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